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2013年8月23日金曜日

LubuntuのLiveUSBの作り方

Windows系OSに疲れてしまった人にオススメしたいのが、軽量なUbuntuディストリビューションのLubuntuです。
LubuntuのLiveUSBを作っておくことで、自分のLubuntu環境をいつでもどこでも持ち歩くことができて非常に便利です。LiveUSBなら既存PCのディスクのパーティションを弄る必要もないので、既存のWindows環境を手放せない人にもノーリスクで導入できます。

Lubuntuに興味ある人のためにこれからLiveUSBの作り方をご紹介します。


1. USBメモリを用意

まずはUSBメモリを2つ用意します。
一つはインストーラーとして、もう一つはインストール先のLiveUSBとして使います。
前者は最低1GB、後者は最低4GBの容量が必要です。どちらもあらかじめFAT32でフォーマットしておきましょう。
どちらもUSBブート対応のUSBメモリでなければなりませんが、万が一私のようにハズレのUSBメモリを引いてしまった場合は、ブート対応なUSBメモリに改造して下さい。改造といっても、大した工程ではありません。


2. LubuntuのISOイメージファイルを入手

ここでLubuntu本体のイメージファイルを入手します。
私はlubuntu-13.04-desktop-i386.isoというファイルをダウンロードしました。


3. Universal-USB-Installerでインストーラー用のLiveUSBを作成

次に、LubuntuインストーラーとしてのLiveUSBを作るために Universal-USB-Installer を入手しましょう。今回はUniversal-USB-Installer-1.9.3.9.exeというファイルをダウンロードしました。

Universal-USB-Installerを実行すると、インストールするLinuxディストリビューションなどを選択する画面が開きます。自分の環境に合わせて設定を行いましょう。
私は下のように設定を行いました。F:\はUSBメモリのドライブレターです。


このまま画面の指示に従えばインストーラーとしてのLiveUSBが完了します。


4. 本番用のLiveUSBを作成

次はいよいよ本番のLiveUSBを作ります。
パソコンを再起動して、3.で作ったLiveUSBからLubuntuを起動しましょう。そのときに2つ目のUSBメモリも挿しておきましょう。
USBメモリからLubuntuが起動されると、初めに言語選択画面が開、その後いくつかの設定画面が表れます。設定画面で最も気をつけなければならないのはインストール先のパーティションなどを設定する画面です。
インストール先のディスクにはもちろん2つ目のUSBメモリを指定します。その際、インストール先のディスクを間違えないように十分注意してください。ファイルシステムは Ext4、マウントポイントは / でフォーマットします。
後は適当に画面の指示に従ってインストールすれば、目的のLiveUSBが完成します。

これで本番用のLiveUSBからLubuntuを起動して各種設定なども保存できるようになったと思います。
ただし、この段階ではまだ日本語が入力出来ません。次回は日本語入力の設定についてのエントリを上げたいと思います。

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